近代化は雪国の文化にどのような影響を与えたのか?

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About This Project

私の研究は、1960年代からの景気変動や近代化、新幹線や高速道路など交通開発がどのように雪国(特に新潟県湯沢町の周辺)の文化や生活に影響を与えているのか解明することを目的としています。そのため、雪国の周辺に50年間以上住んでいる日本人にインタビューを実施いたします。この研究が進めば、雪国の大切な歴史や重要な文化を守り、世界中に広めることができると考えます。この地域の重要な知識や話が消える前に保存したいと思います。

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What is the context of this research?

明治維新以降、日本の街並みは城の周りにある木工の家から、鋼鉄とコンクリートで作られた家に変化してきました。しかし、田舎はすこし違うパターンで変わってきており、特に雪国が面白いところです。新幹線や高速道路の発展によりライフスタイルはだいぶ変わりましたが、全然変わっていないところもあるはずです。

ほとんどの近代化や文化の変遷に関する研究は、人口統計や生産統計などを中心に進められていますが、私たちは雪国に住んでいる一人ひとりの経験を中心に進めていく予定です。

What is the significance of this project?

日本は過去150年間で、戦争やバブル、バブル崩壊を経験し、文化的・経済的に大きな変貌を遂げてきました。これからの経済の変化を予測するためには、これまでの変化を人々のライフスタイルに基づいて理解することが重要です。

私たちの知る限り、日本の雪国における生活の変化を記した文献はありません。そこで私たちは、過去数十年間における近代化が田舎に及ぼしたインパクトをそこに住んでいる個人の体験に基づいて調べ、未来の政策決定者に情報を提供していきたいと考えています。日本はどんどん高齢化が進んでおり、まさに今行うべき研究であると思います。

What are the goals of the project?

アメリカのユタ州にあるブリガム・ヤング大学のIRBの許可派もいただいており、すでに研究をはじめています。研究者のキャメロンはすでに一回、湯沢町を訪問いたしました。そのときには5名の参加者と面談を行いました。それに加えて湯沢町の雪国館という資料館で行われたトークイベントも録画・録音いたしました。そのトークイベントでは、3人の88歳の方に昔の生活について色々話してくださいました。

はじめての研究出張が成功しましたので、あと二回訪問して、できれば25人くらいとの面談を行いたいと思っております。面談が終わりましたら、すべての書き起こしを行い英語に翻訳する予定です。そしてすべての面談を分析し、雪国の歴史や生活と文化の変遷についてのレポートを書きます。情報を沢山集められましたら、面談の内容と雪国で撮った写真を使用し、本を書く可能性もあります。

Budget

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研究者のキャメロンはすでに一回、新潟県湯沢町に行って来ました。嬉しいことに研究に参加してくれる方々が多かったのですが、残念ながら時間が十分になく、皆との面談を行うことができませんでした。今回、2回目・3回目の研究旅行の費用のサポートをいただけないかと考えております。3回目の旅費がなぜ高くなるというと、研究出張の時期が観光シーズンと重なるため宿の値段が上がるからです。

Endorsed by

I am very familiar with the principal investigators of this project. They are all highly qualified to carry out this study. I enthusiastically endorse the project.

Flag iconProject Timeline

ブリガムヤング大学のIRBの許可が2019年6月から2020年6月までです。延長が可能ですが、出来れば、25人との面談を早めに終えたいと思っております。

2019年10月:面談の予約を作り、湯沢町を訪問(2回目)

2020年2月:面談の予約を作り、湯沢町を訪問(3回目)

2020年3月:日本人の協力者にインタビューの書き起こしを依頼

2020年5月:書き起こした内容の分析を開始

Aug 26, 2019

Project Launched

Nov 02, 2019

Second Trip to Yuzawa (10 interviews)

Feb 01, 2020

Find person willing to transcribe all interviews

Feb 01, 2020

Third Trip to Yuzawa (10 interviews)

Mar 01, 2020

Send all videos and audio recordings to transcriber

Meet the Team

Steve Moody
Steve Moody
Assistant Professor

Affiliates

Brigham Young University
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Cameron Hilker
Cameron Hilker

Team Bio

Both members of the team have extensive experience with life in Japan and an abiding interest in understanding its people and preserving Japanese culture.

Steve Moody

I am a sociolinguist with research experience in ethnography, conversation analysis, and intercultural communication. I received a PhD from the University of Hawaii and an MA from The Ohio State University.

Cameron Hilker

I have a BS in Management from Brigham Young University, where my second major was Japanese. Putting these together, I've been working for several years around Japan. Currently, I work at a traditional woodblock printmaking shop in Tokyo, and am doing ethnographic research on the side, focusing on the region in Japan where I previously lived and worked - Snow Country.

Additional Information

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」川端康成の「雪国」に出てくるのが、新潟県湯沢町です。

2014年から2017年の終わりの頃まで、研究者のヒルカー・キャメロン(筆者)は湯沢町に住んでいました。その三年間で、雪国に住む人々を愛するようになり、友達もできました。特に「雪国」の英語版と日本語版を読んでから、湯沢町の歴史にとても興味を持つようになりました。この町は、経済的に苦しい時期もたくさん経験してきましたが、町民の皆さんが頑張って支えてきました。キャメロンはそんな雪国の文化や生活の変遷について、当時の記憶を持つ人たちに話を聞いて整理したくなりました。今回の研究では、雪国地方の近代化が住民にどのように影響を及ぼしてきたのかを解明する予定です。

すでに湯沢町の資料館や自治体、友達からの協力をいただけることは決まっており、インタビューの参加者は集まっています。なぜキャメロンがここまでして田舎に住んでいる人たちの話を聞きたいかというと、次のような経験があったからです。大学の日本文化の授業で、キャメロンは教授にこう尋ねました。「教科書には、京都や大阪、鎌倉などの文化についてたくさん書いてありますが、田舎の文化については特に何も書いていないですね。たとえば、お米は田舎のどこかから届いていたかと思うのですが、お米農家の人たちは何をしていたのでしょうか。」教授はこう答えました。「過去の歴史家たちは、農家の方々にはあまり興味はなく、田舎を重要視してこなかったんです。」

私たちは田舎の文化について調べることは重要だと思っています。どこでも、誰でも、皆さん固有の文化的な身元(cultural identity)を持っているからです。この研究を通じて、雪国の住民たちの文化的の変遷を明らかにしていきます。


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